皆さん、こんにちは。埼玉県北本市を拠点に埼玉県内で外壁・屋根などの塗装工事を手がける「外壁屋根塗装きらきら」です。
私たちの家に乗っている屋根は、建物を風雨や日差しから守る大切な役割を果たしています。もちろん、マイホームの見た目を左右する部分でもありますから、劣化が目立ってきたらリフォームするのが望ましいでしょう。その方法の1つが屋根の葺き替え（ふきかえ）です。ここでは、屋根の葺き替え工事の内容や時期、おすすめの屋根材をご紹介します。
■屋根の葺き替え工事とは？
屋根の葺き替えとは、屋根を全面的に作り直す工事です。金属板や瓦といった表面の屋根材に加え、下地も含めて丸ごと新しいものに交換します。必ずしも家全体の屋根を新しくするわけではなく、何らかの不満がある部分や痛みの激しい部分だけの葺き替えも可能です。
これに対し、既存の屋根をそのまま残して、上から新しい屋根を重ねる工法をカバー工法（重ね葺き）といいます。頂点の棟板金やその下の貫板など、一部の屋根材だけを撤去して防水シートを張り、その上から新しい屋根材をかぶせます。葺き替えとカバー工法のどちらが有効なのかは状況によって異なるため、適切な方を選ぶ必要があります。
葺き替えのメリットは、屋根の性能を根本から変えられることです。より頑丈な素材や防水性の高い素材で葺き替えれば性能が大きくアップしますし、老朽化している部分を破損する前に新しくすることもできます。デメリットは一時的な出費が大きくなることですが、以降の細かなトラブルが発生しにくくなるので、トータルでの出費はむしろ抑えられることも多いでしょう。
なお、下地の損傷が激しい屋根や、瓦屋根などの形状が複雑な屋根は、カバー工法では対応できません。このような屋根をリフォームしたい場合も葺き替えが有効です。
■屋根材別！ 葺き替え工事の時期をご紹介します
屋根はその種類によって、雨風や衝撃、地震に対する強度が異なります。適切な葺き替えの時期も屋根材によって違ってくるので、しっかりと屋根の状態をチェックして時期を見極めることが大切です。主な屋根材別の葺き替え工事の時期を見ていきましょう。
▼スレート屋根
スレート屋根には、天然の粘板岩を加工した「天然スレート」と、セメントに繊維素材を混ぜて作った「化粧スレート」があります。どちらの場合でも、寿命は20年ほどです。特に2005年以降に作られたものは、アスベストを使用していないので寿命が短くなる傾向があります。反り返りやひび割れ、白っぽくなるといった問題が起きている時も寿命が近いと考えましょう。
▼瓦屋根
伝統的な屋根材である屋根瓦は寿命が長く、50年～100年以上持つ場合もあります。ただ、気候条件などにも左右されるため、30年を目安にメンテナンスを行った方がいいでしょう。瓦の破損やズレ、苔などのトラブルが多い時も、専門業者の意見を聞いてみてください。
▼ガルバリウム屋根
ガルバリウム屋根は、主にアルミと亜鉛で作られた屋根材です。金属ですがトタンに比べてサビつきにくく、一般的な寿命は20年～30年ほどです。サビ・腐食が広がっていたり、一部がめくれていたりする時も葺き替えを検討してください。
▼ハイブリッド屋根
ハイブリッド屋根は、ガルバリウム鋼板に石の粒を焼き付けるなどして作られた屋根材です。軽量なのに加えて耐久性も高く、一般的な耐用年数は50年ほどにもなります。とはいえ、固定するための部品はさらに早く劣化する可能性もあるので、定期点検はしっかりと行なって問題があれば葺き替えましょう。
■葺き替える時におすすめの屋根材は？
ここまでご紹介したように屋根材は種類が豊富なので、葺き替えの際にどれを選べばいいのか迷ってしまうことも多いと思われます。どこに注目して選ぶといいのでしょうか。
まず、費用を抑えたいのであればスレート屋根（化粧スレート）がおすすめです。安価で軽い上にそこそこの耐久性があり、カラーバリエーションも豊富に用意されています。長持ち重視であれば、より耐久性の高いガルバリウム屋根やハイブリット屋根がいいでしょう。
さらに、瓦を使う場合も日本瓦（陶器瓦）やセメント瓦といった選択肢があります。耐久性や陶器独特の美しさを求めるなら日本瓦、施工のしやすさや施工費用の安さを求めるならセメント瓦がおすすめです。お住まいの外観や求める機能で最適な屋根材は変わってきますので、費用も含めて専門業者に相談してみましょう。
「外壁屋根塗装きらきら」では、屋根工事や外壁塗装全般を承っております。葺き替え工事はもちろん、カバー工法や雨漏りの修理、屋根の塗装など何にでも対応可能です。ご自宅の状態から、最適な工法や素材を提案させていただきます。屋根や外壁に関するお困りごとや疑問がございましたら、お気軽にきらきらまでお問い合わせください。
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