皆さん、こんにちは。埼玉県北本市を拠点に埼玉県内で外壁・屋根などの塗装工事を手がける「外壁屋根塗装きらきら」です。
屋根が劣化して雨漏りなどのトラブルが発生している時は、すぐに補修工事を行わなければなりません。補修工事の主な方法としては、「葺き替え工事」と「カバー工法」の2種類があります。これらはどのような違いがあり、どのように使い分けるべきなのでしょうか。ここでは葺き替え工事とカバー工法の違いや、選び方のポイントについて解説します。
■屋根のカバー工法は葺き替え工事と何が違う?
カバー工法(重ね葺き)とは、今ある屋根の上に新しい屋根材を重ねる工事を指します。以前ご紹介した葺き替え工事(https://www.kirakira-sc.com/blog/yane/130158)は既存の屋根材を撤去し、新しく屋根を設置する工事でしたが、カバー工法はその名の通り上からかぶせる(カバーする)工事なのです。
一般的な施工手順としては、まず既存の屋根の上に防水シートを張り、その上から新しい屋根材を張ります。防水シートはもちろん屋根材にも防水機能があり、この2つが新しくなることで屋根の防水機能を取り戻せるのです。重ねる屋根材には、ガルバリウム鋼板などの軽い金属屋根がよく使われます。
カバー工法のメリットは、長期的に見るとコストパフォーマンスが高いことです。既存の屋根材の撤去や補修が必要ないため、葺き替え工事に比べて費用を抑えることが可能。それに加え、屋根が二重になることで防水性・断熱性・遮音性なども向上します。耐久性の高い屋根材を選べばメンテナンスの頻度も減らせますし、デザインも一新できるのです。
■カバー工法はできないこともあるので注意!
カバー工法はとてもメリットの多い補修方法ですが、注意しなければならない点もあります。それは、既存の屋根に別の屋根材をかぶせるという性質上、屋根の状態や形状によっては採用できない場合があることです。
まず大前提として、既存の屋根がフラットな形状である必要があるため、瓦屋根のような起伏に富んだ屋根には原則として使えません。瓦屋根の場合は、屋根材を二重にすると重くなりすぎるので向いていないという事情もあります。
また、屋根材の下地である野地板が腐食しているなど、屋根の劣化が激しい場合にも採用できません。かぶせる屋根材を、ネジや釘でしっかりと固定できないからです。さらに、最新の耐震基準を満たしていない古い家だと、屋根が二重になって重くなることで耐震性に問題が生じる可能性があり、カバー工法を使えない場合があります。
その他、屋根の勾配や材質など、いろいろな点に配慮しなければなりません。カバー工法で屋根の補修を行いたい時は、自宅で採用できるのかどうか専門業者に確認を取ってみましょう。
■結局、葺き替え工事とカバー工法はどちらがいいの?
それでは結局のところ、屋根の補修を行う時は葺き替え工事とカバー工法のどちらがいいのでしょうか? これは住まいの状況によって異なるため、「絶対にこちらの方がいい」とは断言できません。しかし、今後も長期的に住む場合や現在の屋根にして20年以上経っている場合などは、屋根を完全に新しくする葺き替え工事が適しています。
一方、下地の劣化がない場合やなるべく費用を抑えたい場合は、カバー工法で大丈夫です。色褪せが気になる場合は、塗装工事も選択肢に入ります。
ただし、屋根の状態は快適さや耐震性に関わる大事な部分。個人で正確に判断するのは難しい場合が多いはずです。不安な時や長期間メンテナンスをしていない場合は、まず専門業者に相談して一度屋根の状態を点検してみましょう。
北本市の「外壁屋根塗装きらきら」は、北本市を中心に周辺地域で塗装工事を行っています。丁寧な打ち合わせにより、お客様の不安を解消した上で工事に入るため、屋根や外壁の塗装が初めての方でも安心です。まずは点検と相談だけ……という場合でも喜んでお請けしますので、お気軽にお問い合わせください。
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